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本棚のお気に入り
- ☆米原万里: 魔女の1ダース
ロシヤ語通訳の横綱にして、名エッセイストの著者(故人)の作品の中では、この本と、「不実な美女か貞淑な醜女か」が、特に好きです。副題の通り、「正義と常識に冷や水を浴びせる13章」!! - ☆佐藤多佳子: しゃべれどもしゃべれども
主人公の落語家「三つ葉」さん、彼のもとに集う「話下手」の面々・・・自分の気持ちを言葉にできない、もどかしい人々の間に生まれた不思議な絆。映画にもなった名作。 - ☆浅田次郎: 天切り松闇がたり(第一巻~第四巻)
「泥棒もの」(ルパン三世とか、白浪五人男)好きには、たまらないシリーズ。舞台、語り、TVでもおなじみ。江戸前の、胸のすくような啖呵が堪能できます。友達に借りて読んでから、全巻揃えました。 - ☆幸田文: 流れる
没落しかかった芸者置屋に住み込んだ女中さん。「しろとさん」の世界から、「くろうと」の世界に飛び込んだ女性の目を通して、繊細に描き出される暮らし・・・最近また読み返しました。 - ☆有吉佐和子: 和宮様御留(かずのみやさまおとめ)
公武合体の象徴として、将軍家に、嫁ぐことになった皇妹和宮が、実は『替え玉』だった!?権力、策略に翻弄される女たちの姿を描いた歴史小説。テレビドラマ化、舞台化もされています。怖くて面白くて、やがて哀しき物語。 - ☆有吉佐和子: 出雲の阿国
伝説の歌舞伎の創始者、出雲の阿国の生涯。自分の恋も人生も、すべてを踊りに昇華してしまう、主人公の生きざまから、目が離せず、長編ながら、一気に読んでしまいました。歌舞伎誕生の瞬間を生き生きと描く、作者の筆力に大興奮!09年、京都南座にて、前進座が上演致しました! - ★ミカエル・ニエミ: 『世界の果てのビートルズ』
人口900万のスウェーデンで、75万部のベストセラー・・・図書館で借りたり、人に借りたりした人もいるはず、ってことは、スウェーデン人の10人に1人は読んだ本?それは読むしかないでしょう!。北欧マニアとしては!少年時代の混沌と熱情がファンタスティックに描かれ、決して読みやすくはないけれど、読み終わっちゃいます。 - ★カレル・チャペック: 『ひとつのポケットから出た話』
子供の頃、愛読していた「長い長いお医者さんの話」の作者チャペックの代表作。チェコの作家(1890-1938で、)園芸と旅行と演劇を愛し、ナチスと闘い、「ロボット」という言葉を発明した人。これは、短編集。「レシート」と、「俳優ベンダの失踪」が特に好きです。 - ★オタ・パヴェル: 『美しい鹿の死』
強制収容所に送られる息子のために、銃殺覚悟で、鹿の密猟に出かけるユダヤ人の父親・・・ 戦後チェコ文学の傑作!チャペック(佐之育大ファン)の再来と賞される作者の代表作。美しい装丁もお気に入り。訳者の千野栄一先生は、チェコ語の第一人者。 - ☆森見登美彦: 『夜は短し歩けよ乙女』
京都・南座界隈を愛する人、古本市、絵本を愛する人にはとくにおすすめの一冊です。同じ作家の「有頂天家族」は、図書館で、順番待ちをして読みました。無味乾燥な都会の風景を謎とロマンに満ちた空間に見せてくれる作家さんです。
大好き!長唄ベスト5
- 【二人椀久 (ににんわんきゅう)】
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松山太夫への恋心ゆえに狂乱した椀久さんが、松山の幻影と共に踊り狂う、切ない危ないお話。でも、思いつめたあまりに、どうかしてしまった人のさまよう姿に共感し、美を感じて、唄や踊りにしてしまうなんて・・・、昔の人のやさしさをしみじみ感じます。 佐之育は初めてのおさらい会で、果敢にも挑戦しました! (★★★★★) - 【勧進帳 (かんじんちょう)】
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ご存じ、弁慶と義経、そして四天王の一行が、安宅の関で、富樫(佐之育は、この人の性格が一番好き)」と繰り広げる心理ドラマ。義経さま、は少々人任せが過ぎるのでは?そして四天王の皆さんは無責任に騒ぎすぎ!などと思ったり、興味は尽きませぬ!――ストーリーをよくご存じなき方は、是非、勧進帳[問答入り]の方をチェックしてみてください。時々佐之育の三味線で、お友達に唄ってもらいます。 (★★★★★) - 【越後獅子 (えちごじし)】
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前弾きを聴くだけで、うきうき踊り出したくなる名曲!楽しさと哀感が、いい塩梅に配された、変化に富んだ構成・・・。急いで創った(といううわさ)とはとても思えないです!佐之育、時々お稽古してます。 (★★★★★) - 【靱猿 (うつぼざる)】
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猿廻しの子猿への情愛、子猿のけなげさにじーんときます。そしてえばっていた大名も、事なかれ主義の太郎冠者も「おお、いい人だったのね!」と思わせてくれるところが好きです。いつか挑戦したい曲。 (★★★★★) - 【たぬき】
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長唄きっての楽しい曲。立花家橘之助(明治生まれの天才三味線弾き!八歳で寄席の真打になったとか)の十八番は俗曲の「たぬき」でした。佐之育、長唄ゆっくりバージョンならなんとかいけます。 (★★★★★)


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