行かぬ芝居の楽屋算段

熊本県は人吉市、カルチャーパレスにて公演いたしました。
バスの運転手さんが、「ここでよかとですか?」とか言うのを聞くにつけ、(ここは熊本なのね)と実感。
さて、このカルチャーパレスには、今年11月、前進座の別の班(ほし班、とします)も来る予定です。
人数も、トラックの荷物も、『さんしょう太夫』班の倍の規模の大所帯です。
その班には行かずとも、やはり気になる楽屋のあれこれ…。
楽屋係チーフ(この班では佐之育だ)は、毎日、楽屋割りに備えて、楽屋見取図に事前に目を通し、プランを立てておきます。
以前に来た劇場だと、前回の楽屋係が、見取図にその時の楽屋割り、洗濯機の設置場所など、書き込みをしたのものもあり、大変参考になります。
『さんしょう太夫』班には、ほし班員であり、楽屋割りには百家言あるE兄ィ(仮名)がいます。
そこで、ほし班の楽屋係のために、E兄ィと佐之育で、楽屋割り案を綿密に検討し、見取図に書き込んでみました。(敬称超略メモ)
普通、楽屋割りは、短時間にて仕込み前にするので、後から(まずかったなコレャ)と思うことが多々あるわけです。が、じっくり考えられたら、ホレ完璧ではないか、と悦に入るあまり、「西日をふせぐには、窓に座布団を被せると、大きさ的にもぴったりヨ!」とメモに書きそうになり、(いやいやこれは大きなお世話じゃろう、季節も違うし…)と、見合わせました。
所変わって、今日は鹿児島です。E兄ィが、「ここにも秋来るゾ」と言うので、カンカンがくがく、楽屋割りを検討。
程なくして、兄ィ曰く、「ゴメンゴメン、鹿児島は、別の劇場だったワ」。
教訓・行かぬ芝居の楽屋算段は程々に
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